あの夏の日と、私と、キミと。




「あー腹へった」



「悠貴、お弁当は?」



「ないよ」



「どうして!?」



「今、婆ちゃんの家にいるんだけど・・・婆ちゃんに悪い気がして」



「なら、私が作って来るよ!!」



思わず大きな声で言ってしまった。