「今日、悠貴の家に行かないか」 千秋が言った。 「うん。行こう悠貴を助けよう」 「ありがと・・・みんなぁ」 「ほら~泣かないの」 「それじゃあ放課後、すぐに悠貴の家に行くからね」 「わかった」 みんなはそれぞれの席に戻った。 それからの授業なんて全然耳に入ってこなかった。