「私、失明なんて嫌だ!!」



大きな声で、私の気持ちをぶつけた。



「それが、真綾の答なのね」



「うん」



「なら、東京に行きなさい。
それで、しっかりと治療をしなさい」



「ありがとう」



お母さんは、優しく私を抱きしめてくれた。