あの夏の日と、私と、キミと。




「じゃあ、俺からなっ!俺は日向 千秋。んで、こっちの小さいのは・・・」



「小さいは余計だ!!あたしは高橋 真紀よろしく☆」



「んで、茶髪のチャラ男が・・・」



「チャラ男じゃねーし、これ地毛だから。俺は、武本 夏威な」



「それから、髪の長い貞子―じゃ、ありませんね。はい。すみません」



唯の方に顔を向けると、この世のものとは思えないほど怖い顔をしてた。



「市川 唯。よろしくね」



最後が私の自己紹介となった。