私と唯は廊下に出で特別棟の一階にある化学室へと向かった。 階段を下りようと手すりに手をかけた瞬間いきなり目の前が真っ白になった。 「・・・っ!」 まただ・・・さっきより酷く、視界が完全に見えない。 その時、後ろから強い衝撃が走った。 「きゃっ!!」 「真綾!!」