「屋上でいいよな?」

「...」

屋上まで私たちは無言だった

それを破ったのは健人だった

「この前の勘違いだから」

「えっ...」

「女の方が勝手に抱きついただけだから」

「そうなんだ」

「ごめんな」

健人が謝ってきた

「なんで健人が謝るの」

「俺のせいでこんなになったんだから」