その日は


なんだか違う私を

まるで人形の私を


かまう者なんていなくて



私はただ一人




光の入らぬ瞳で

どこかを見つめていた




自分でも

なんでこうなっているのかわからず


ただ動かない足

違う 本当は

ただ動かさない足



それを認めず




私は一人

どこかを見つめていた