昼休み


「あー、負けた…」

「やった、勝った♪」

「紗緒!このやろー!」

「怒んないでよねー、本気勝負じゃん。」

「…チ」

「唯人スネてる~!」




「なぁ、二人ってそんなに親しい仲だっけ?」

竹友センパイの言葉にドキっとする。

「え?」「なんだ?」と周りの敗北者さん達も反応する。


「え、あの…」

「センパイ達、実は俺r…」



「まさか付き合ってるとか?」



ドキャァァァァァァァァァァァ!!!!!



「え、マジ?」

ガクガクと震えだした(緊張で)私を見た皆様が、驚きの顔を見せる。




「だから言おうと思ったのに。俺ら、付き合ってますからね。手ぇ出さないでくださいよ、皆さん。」




ギャオォォォォォォォォォォォォォォォォォォウと変な叫び声が響いた。




「あんの三池先輩と竹友の二人以来だぁぁぁぁ!!!」

「ええええええなんで知ってんすか!?」

「カップルできてやがるーーーー!!!」

「爆発しろーーーーーーーーー!!!!!」





あー、もー、恥ずかしい。