「へっ?」




俺は抱き締めていた手を離した




『俺、背もちっこいし、いいとこなんか
何もないけど、弥生さんの事誰より
好きだって胸はって言える。だから…』



「ちょ、ちょっと待って!えっ?


悠弥君が私の事が好きなんて……


私夢でも見てるのかな?」




ぽろぽろ涙を流しながら頬を


つねっている弥生さん