「いつも自分より人を優先するから



私は弥生が早く恋できますようにって…



思ってたの。



だから凄くいま嬉しいよっ!!」





赤くなった目で………



そう笑顔で私に言ってくれた



『恋って……なんだか嬉しいねっ』






私は紗起と泣きながら話し続けた