『えっ、ちょ、ちょっと!!』 紗起が私の腕を掴み、 走り出した。 「ほら、話しかけな」 背中をポンッとおされ、 ぶつかりそうになった。 『あのっ……』 その男の子はビックリした顔で私を 見ている 『えっと…名前探してるんですか? よよかったら一緒に手伝います』 なんかすっごくかんじゃた 変な子に思われたかなぁ なんて考えていると 「ほんまに!ありがとお。 実はめっちゃ困ってたんよぉ」 と笑いながら言ってくれた