「まりあ?」 「っ……」 そろそろと燈弥に近づく。 心臓の音がうるさい。 どうしよう、ドキドキして燈弥の顔見れな……!!? 燈弥に近づいた瞬間、グイッと腕を引っ張られて、気づいたら私は燈弥の腕の中にいた。 「と、燈…」 「いいから黙って寝てろ」 寝てろって言われても、ドキドキしすぎてムリだよー!!