幼なじみと一途な恋愛




それより、私の親はどこ行ったのかな?




キョロキョロと辺りを見回していると、前方からそれらしき二人が見えた。




「あ、お父さん、お母さ……っ!?」




な、ななななっ……!!?




両親を見た私はびっくりして固まってしまった。




だって…。





「くっつき過ぎだからー!!」



「あら、まりあじゃないの」



「何叫んでるんだ?」




何、じゃないよ!!




「少し離れてよ!恥ずかしいじゃない!」


「お母さんは別に恥ずかしくないわよ」


「私が恥ずかしいの!」




自分の親が腰をだいて歩いてるとこなんて見たくないよ!!