side 燈弥



「お風呂気持ちよかったねー」


「そうだな」



それはいいんだけど。


風呂上がりのまりあが妙に色っぽくて、落ち着かない。



こんなんで大丈夫か、俺…。



「燈弥、テレビつけてもいい?」


「あぁ」




まりあは至っていつも通りだし。

完全に安心しきってる。



幼なじみとはいえ、俺だって男だ。

いつ何をしでかすか分からない。