……なんか考えてたら急に気持ちが暗くなってきちゃったよ。 さっきまでハイテンションだったのに…。 「まりあ」 ふいに頭の上にずしっと重たいものが乗った。 「燈弥?」 頭の重たいものは、燈弥の腕だった。 「夕食まで時間あるし、そこの海行かね?足だけなら入っても大丈夫だろ」 海? 「行きたい!」 ということで、私達はホテルを出て海に向かったんだ。