幼なじみと一途な恋愛

side まりあ



どうしよう、どうしよう。


ドキドキが止まらない。



目が覚めたら燈弥の顔が目の前にあって。


気づいたら燈弥の胸の中にいて…。



いやぁーーっ!!




「はい、部屋の鍵。まりあと燈弥くんは同じ部屋ね」



…へ?



チャリっと私の手のひらに置かれたホテルの鍵。




……。



同じ…部屋?



同じ……同じ?





「同じ部屋ー!?」


「そうよ♪」




ウソ…ウソォ……。




待って?

これって二泊三日だよね?



その間燈弥と一緒……。



「待って、無理だよーっ!!」




私の心臓が壊れるっ!!