何で、そういう可愛いことを言うかな、コイツは……。 って、おい! なんだ、可愛いって! 俺ってこんなキャラだったか!? 「燈弥?」 俺が返事をしなかったことを不思議に思ったのか、まりあが俺の顔を覗き込んでいた。 「あ……何でもねぇよ。分かった、早く終わらすから待ってろ」 「うん!」 まりあはオムライスを嬉しそうに見ながらイスに座って俺を待っている。 ……だから、あいつは犬か。 そう心の中で突っ込みながらも、自然と頬が緩んでいる自分がいた。