「付き合うって…いやぁ…それは、」



「いいんじゃないっすか?芹奈サン!」



「は!?鈴木!オマッ、なに言って…」



「パシリにしちゃえばっ!!」



「はい?」



座っていた教卓の上からポンッと飛び降り、あまりに突然の告白に口元をヒクつかせるアタシの肩をポンッと叩く鈴木。



「はい!それでもいいんで!早沢 芹奈サン!!俺と付き合って下さいっ!!」



「なっ!?」



そんな鈴木のトンデモ発言に嬉々として頷く名も知らぬドM男を見ながら、アタシは大きく目を見開いた。