鈍感彼女 不器用なあいつ 【続】




そんなこんなで、恋に気づいたあたしはぼーっとすることが多くなった



恋に気づいた数日後



この日もあたしはぼーっとしていた




紘と一緒にいたにも関わらず…


そして、二人っきりって、ゆーのもまたいけなかった



「由宇?大丈夫か?」



紘がうつむいていたあたしの心配をして、顔を下から覗き込んだ



「っ〜〜〜//////」



声にならない悲鳴をあげて、顔が赤くなるのが分かった


普通に考えるといつも、紘は距離がすごく近かった