鈍感彼女 不器用なあいつ 【続】




「どうした?由宇が教室に来るなんて珍しいな…」



「あのね…、彩にね、紘連れて来いって言われたの…」



なんだか、恥ずかしくなり俯いて話す



「なんの用なんだよ…」



紘は少し不機嫌になった…



なんで?



あたしは凄く不思議に思う


「ダメかなぁ?」


あたしより、だいぶ背の高い紘を見上げながら聞く



紘は少し顔を赤くして、



「まぁ、由宇の頼みならいいよ…」


と、あたしの目をまっすぐ見ながらいった



なんか、『由宇』ってゆう、言葉を強調されたような気がして顔暑くなる



ふっと、紘のほうを見ると、紘と目があった



紘は、あたしを見て微笑んでいる



あたしも、紘に微笑み返す