いつからか
あの日からか
君は別人になってしまって
僕の手の届かない
雲の上まで行っちゃった感じがする
女の子って変だよ
昨日まで親友と呼べる
仲だったのに
今では他人
「ねぇ、双葉ちゃんなんで菜乃ちゃんの事いじめてるの?」
学校の帰り2人しかいない通学路
僕は静かに口を開く
「葉くんならわかってくれるって思ったのに」
そうやって僕を突き放す
「双葉ちゃん、気持ちはわかるよでもね、正直つらいんでしょ?」
「葉くん、」
「大丈夫、今からでも遅くないから」
「謝れなかったら?」
「大丈夫、そのときは僕が支えてあげるから」
双葉ちゃん
昔から謝ることが嫌いで
そのたびに自分が傷ついて
だから、双葉ちゃんには支えてあげる人がいないといけないんだ
今は、僕が支えてるけど
いつか、彼氏になれるかな?