「今日もお見舞い行くんだ?」 「え?」 「安藤くんの」 「...うん」 「ね、明日...あたしも一緒に行ってもいい?」 「え?」 「お見舞い!今日は塾でいけないんだ」 「あぁ、いいよ!」 「...目、覚めるかな」 「...いまのところはまだだよ......」 「...」 「覚めるといいね」 優しく笑った千恵ちゃん。