片手には、お見舞い用と思われる花束が。 「......拓人?」 「あー...そっか」 「...」 どうして、拓人が颯太の病室に? 知り合いだったの? まさか...。あたしはなにも聞いてないし...。 「...拓人、どうして?」 「.........」 「......」