君色【完】








「────...」




真っ白のベッドで眠っていた、久しぶりに見る姿。

綺麗な髪の毛は変わらなくて。
少しだけ大人っぽくなった?
だけどやっぱり変わらない。



......颯太......




「...ん......げほっ、ごほっ...」

「...颯太?」



苦しそう。顔色も悪い。
もしかして風邪?