君色【完】








心を落ち着かせて、階段に足を踏み入れる。




「......」



安藤くんが、ゆっくり階段をおりていた。

あたしはさりげなく安藤くんの後ろにひっついて歩く。




「.........」

「.........」




あぁ、なんか、いいな...。この感じ。