ー美し桜と乱れし鬼ー

「みなしゃん!遊びましょ〜♪」




自分のせいで周りが騒いでるのに全く気付かない奏華ちゃん。




「遊んでる場合か!おとなしく寝ろ!」




土方さんの怒り声に目が潤んできた奏華ちゃん。




「ひどい…。しょんな怒らないで…?」




「……っ」




潤ませた目を向けるとなんとも言えない可愛さ。




これじゃあ、さすがの土方さんも何も言えねぇな。




「土方さん、何見とれてるんですか」




「み、見とれてねぇよ!!」



いや、土方さん。顔が少し赤くなってるよ。




「そうですかね〜。奏華さん、寝ましょう?」




「沖田しゃ〜ん!」