ー美し桜と乱れし鬼ー

その日の夕方。



「ゴホッ……ゴホッ…」




急に悪化した症状。





はしゃぎすぎちゃったかな…。




頭がガンガンして全身がだるい。




「…奏華ぁー!飯だぞー」




「…ゴッ…平、すけくん…?」




ご飯の知らせを教えてくれた平助くんが襖を開けてびっくりしていた。





「奏華っ⁉大丈夫か?待ってろ、土方さんと近藤さん連れてくる!」




ちょっと…。





人の話を聞かずに飛び出してでていった。