近藤さんの声に明るく返事をした。




「待てよ近藤さん！俺らの紹介はねぇのかよ〜」




そう言ってきたのは、周りの人より子供みたいな元気な男の人。




「あぁそうだ。奏華くん、君に紹介するよ」



「俺、藤堂平助！平助でいいからな！」




ニカっと元気に笑う顔は子供ぽくて1番話しやすそう。



「よろしくお願いします、平助くん！」




「お、おぅ！」と言う平助くんは若干、顔が赤かった。




「俺は原田左之助。よろしく、奏華ちゃん」



原田さんは…デカい。



だけども落ち着いた感じの人。



「よろしくお願いします！」



「ほら、斉藤も自己紹介ぐらいはしとけよ」




と、原田さんが呼びかけたのは、雰囲気からしてクールな人。