「唯香〜一緒のクラスになれなかったね…」

そう嘆いているのは安藤ライラ。

「そうだね〜」

といつも適当に流すのがお決まりだ。

「唯香なんでそんなに冷たいの〜?」

「そうでもなくない?気にしすぎ」

「ならいいけど〜!ゆったんはらいたんといれて嬉しい?♡」

出た。ライラのダル絡み。
これが私には拷問。本当にめんどくさい。

「別に。」

いつもこんなんだ。