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──週も中盤が過ぎて。
週始めに舞い込んできた大量の資料まとめや整理の仕事が思いのほか手間がかかり、仕事中は仕事のことだけで精一杯で、他のことを考える余裕はなかった。
今日も私はたくさんの資料を両脇に置き、パソコンとにらめっこをしていた。
ある程度まとめた後には、資料を整理する作業も待っている。
この調子であれば、今週中には終わるだろう。
そろそろ休憩したいなと思い始めた時、横からぬっと封筒が差し出された。
「!」
「佐々木さん。これ、ひとっ走りしてきて」
お仕事モードの佐山さんが早く受け取れと言わんばかりに、封筒を上下に揺らしている。
端から見れば不機嫌そうに見えるけど、これはいつものことで、私はすっと封筒を受け取った。
ちょうど休憩したいと思っていたところだし、タイミングがいい。
「総務でいいですか?」
「いや。営業まで」
「!」
笑みの欠片もなかった佐山さんの表情が豹変し、ニヤリと唇の端を上げて笑みが浮かんだ。
もしかして昨日言ってたのって……このこと?
それならナイスアシストです、佐山さん!

