お昼は私も含めた同期3人で食べることにした。
簡単に自己紹介をしようということになり、まずイケメン君からになった。
「増岡遼です。お洒落が好きで男性向け雑誌の部に配属されるの期待してたけど、なぜか女性誌に…
でもこうなったのも何かの縁だと思うし、皆よろしく!」
見た目通り爽やかな印象だった。
きっと増岡くんはポジティブな所がまたさらにルックスと兼ね備えて人望が厚いのだろう。
次はもう一人の眼鏡の女の子。
「えっと…矢吹香苗といいます。趣味は読書で小説を扱う部署に希望してましたけど…あ…えっと…とにかくがんばります!よろしくお願いします…。」
矢吹さんは見た目はおどおどして貧弱そうだが、顔はよく見ると整っているし守りたくなるような所もかわいらしい。
