お兄さん-上司-に気をつけて!



「よろしくね」ニコッ



わ、笑った!!



「よ、よろしくです…」




そのときは一目惚れしたといっても単なる憧れだと思ってた…




わたしが小学生で雅さんが高校生






よく私が押し掛けて遊びに行ってたっけ…




―――――――――――
――――――――
――……



「雅さん!!あそぼー!」



「あ?やだよ」



とかいいつつ





「新しいゲーム買ったからいっしょにやるか」



「うん!!」





いっしょに遊んでくれる優しい所がとても好きだった





「あ。そろそろ帰るね!

明日は習い事あるから
遊びに来れないんだけど…」



「そっか、てか来なくていいよ」



「また遊びに来るね!」




はぁ…とため息をつく雅さん

だけど





「またな」



って言って頭なでてくれるんだ