ゆうが無自覚に“男”を惹きつけるのは昔からのことで、 おれと祥太郎はその悪魔たちからずっとコイツを守ってきた。 だから今回も、 「もし男子校に行くんなら、祥太郎と同じにしろよ。 そうしたらおれもいるし」 おれらが守れる範囲に置けばいいのだ。