俺はそのあとなんとか学校へ行き出した。
家にいたって泣くか喚くかだけだ。

外にいた方が気が紛れる。

がむしゃらに時間を過ごした。

時々学校であいつに会うがお互いに話もしない。
あいつもなかったことにしたいのだろう。

こんな思いは二度としたくない。

このことは今後一切誰にも話さない。
そう決めていた。