君に捧ぐシュート


翼があたしを……。

でも、翼はあたしが修ちゃんのことを好きだって知ってて、それをずっと応援してくれてて……


翼……どんな気持ちだったんだろう……。


「泉、おはよ!」


ビクッと思わず体が反応した。


「しゅ……修ちゃん……」


修ちゃんはいつも通りにあたしに話しかけてきた。

だけど……あたしは上手く目を合わせることができない……。


「泉?どうした?
何か顔色悪くね?」

「な、何でもないよ!
本当……大丈夫だから……」


修ちゃんは不思議そうにあたしの顔を覗き込んできた。


ダメ……これ以上近づかないで……!


あたしは思わずギュッと目を閉じた。


「泉……?」


修ちゃんの心配そうな声が聞こえる……。


何やってんの……あたし……。

こんなの……ダメじゃん。

本当は普通に……前みたいに話したいのにっ……。