「沙奈ちゃん!」 1人しんみりしている時に、 さっき渡邊先輩と花火をしに行ったはずの悼矢さんが来た。 何、で・・・ 「やっぱ、1人にすんのは良くねぇと思ってさ」 笑顔であたしに言って、手を引いてくる。 「一緒に、花火しようぜ!皆、待ってっから」 「・・・はい」