「キャー!三浦くんに触っちゃったー!!」
「えぇ、ずるい!!あたしもー!!」
「うわ!?何だよ!?」
「相沢くんと、手が触れた!!」
暑いとか、大変とかもう通り越して、
俺はもう帰りたくてならない。
・・・マジかよ・・・!!
こんなんいつまでも答えてたら死ぬって!!
目の前のお客さん(女子)には苦笑いしながら、
横目で裕大を見れば絶対作り笑いだろうってくらい、
もうロボットが笑ってんじゃねぇのってくらい、変な笑い方をしている。
それにしても何でこんな女子ばっかり・・・
行列になっているのを見て、
これは断ってくしかないと思った。
「わりぃ、そういうの困る。
次が待ってるから、ごめんな」
「・・・・」
泣かせた、か・・・?
声をかけようとしたら
「キャー!!!紳士、紳士!!」
・・・もう、何も思わないほうがいいな、こりゃ
なるべく、そういうのに答えず、
受け流しながら仕事をしよう。
