臨時マネージャーとして、
たった1カ月半しか部にいなかった沙奈ちゃんを、
俺たちはどうしても欲しくなってしまった。
他にはいないって言う位、
それ位沙奈ちゃんが大きな存在になっていた。
だったら、
それを本人に言えばいいじゃないか。
自分の気持ちを押しつぶしてまで、
罪悪感にとらわれなくてもいいんじゃないか。
「裕大」
もう、今しかねぇ・・・
「今から、沙奈ちゃん所行こう」
「は!?今から!?」
「まだHRまで時間あるだろ?
サッカー部のマネジやって欲しいって言いに行こうぜ。
お前だって沙奈ちゃんのこと必要だと思ってるんだろ?」
「それ、は・・・まぁ・・・」
「俺も同じ気持ちだから。」
椅子から立つ。
