・・・あぁ、もう!
あたしは気になってしょうがなかった。
食パンを1口齧りながら
お弁当の準備を始める。
気になってパンがのどに詰まるよ・・・
今のあたしが気にすることじゃないんだろうけど。
滅多にお兄ちゃんは怪我をしないから気になって、気になって。
准くんに聞いたら解るかな?
いや、昨日はあたしと一緒にいたし知らないよね。
―一緒に、いた。
『・・・沙奈って呼んでもいいだろ?』
中学の時から准くんを知っているけれど、
あんな准くんを見たのは初めてだった。
いきなり男の子の顔をするからいけないんだよ。
そりゃ、男の子なのは知ってるけど・・・
あんな顔されちゃうとうんとしか言えなくなる―
准くん・・・
部活途中からサボっちゃってたけど大丈夫かな?
今日学校であったら謝んないと・・・
