side大介 朝。 いつもとほぼ同じ時間に出た俺。 下駄箱に着くと、 でっかいため息をついていた相沢に会った。 眠くって体がだるかった俺は、 一気に体がシャキッとなり目が覚める。 こんな所で会うとは思わなかったから。 俺は頭で考えるより先に口が動いて相沢に声をかけていた。 相沢の些細な仕草が俺の鼓動を早くする。 それは、俺が相沢の事が好きだから。