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准くんが家に来てから3日を経とうとしていた。
「沙奈!じゃぁ、俺行くな!!」
「いってらっしゃい!
熱中症にならないようにしてね」
「おー!」
これでもかってくらい
思いっきり玄関のドアを開けて、
部活に行くお兄ちゃん。
数分もしないうちに、
お母さんも廊下をパタパタと走ってくる。
「あれ、お母さん午前の仕事はなかったんじゃなかたっけ?」
「そうなんだけど、急に頼まれちゃって・・・
お母さん、今日までに帰れないと思うから、
後は宜しく頼んだわよ?」
「はぁい・・・体に気をつけてね」
お母さんはあたしに手を振って急いで仕事場に行ってしまった。
さぁて・・・今日は何しようかな・・・
そんな事を考えていた時、携帯が鳴る。
ん・・・誰からだろ?
「もしもし?」
『あ!沙奈!?あたしっ、亜衣だけど!』
