だけど、休みが自由に取れない。


せっかく帰国したのに…

この半年

琴葉とのデートは

数回程度。


当然――――…

『仕事?』

「悪ぃ……」

『ハァ…わかった』

クリスマスの日も仕事。


溜め息をつきながらも

不満は口にしない琴葉。


俺の夢を

わかってくれてる

そう思ってた。