「私が――…ずっとそばにいても…いい?」

「……琴葉」

金曜日だけだった私達の関係――…。


変われるかな…。

ううん――――…

変わりたい。


だけど―――…


「――まだやらなけりゃいけないことがある」

「え?」

龍太の口から出た予想外の言葉。



「今、決めた。……――ってか、ずっと考えてたことだけど…」



龍太が決めたこと。


家族の問題。

学校の問題。


なにもかも1人で決めてしまうあなたの傍に


ずっと…いたいんだけど―――…


ダメなのかな。


あなたの決心。


それは―――――