Kiss Kiss Kiss

司の部屋には入っちゃダメだったから
それ以外の部屋はすべて掃除完了。

広い家だから ちょうど掃除ができたのは
都合がよかった。


あさってからの朝陽さんのために
作る食事の献立を考えていた。

朝陽さんを含めて考えると
すごく楽しい。

「美味しいよ。」そう言ってくれるのは
何よりのご褒美で 励みになる。


とうさんだって男だし

私の前では見せない 朝陽さんの男の部分
知りたくないけど・・・
でも 知らない朝陽さんを見てみたい

男の朝陽さんの視線に
さらされてみたい


司が言うように私は処女で彼氏歴もない

恋だって今 朝陽さんに募る想いが
恋なんだって最近知ったくらい
恋愛に対しての知識が何もない。


だけどこの募る想いの中に
大人の階段が開けて行く・・・・・


昇ってみたいみたい・・・・・
朝陽さんに手を引かれて・・・・・・・

鏡の前

私は忘れていた
部屋を磨くよりも……自分を磨くことを……
いつまでもこんな田舎くさいから
朝陽さんに女だって認められないのかもしれない。


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魅力的な女になるためには

そうだ……
朝陽さんに女だって認めてもらえるように
頑張ればいいんだ!!