Kiss Kiss Kiss

椅子に座った。

「あれ?俺のは?」

慌てて用意する。

「だっていつも一緒に食べないから……」

ニヤリ

司が意地悪な顔で笑う。

その視線を慌ててそらす。


「とうさん やっぱさ女の下着って大事だよね。」


突然 何言い出すのか。
私は 司をにらみつけた。


「とうさんの美女チームなんかはさ
みんな見せる下着なんかで 決めてくるんだろ?」


「夕日ちゃんの前で いきなり何言ってるんだ?」

朝陽さんは 味噌汁のお椀を静かに置く。

「いや 何かさ
悪いもの見たって言うかさ でかいケツに
ダラダラ~なパンツはいた女。
同情しちゃったよ。下着買えって・・・・・。」

朝陽さんがいなかったら 後頭部から
思いっきりぶっ飛ばすとこだけど

「身体の補正っていうこともあるからな。
いくつになってもしっかりした下着は
必要だけども おまえはまったく
何してるんだか……。」

「補正とかもだけど ガッカリするよ。
顔見たら ケツとパンツが思い出される
悲劇通り越して喜劇だな~」

怒りで向かい側に座ってにらみつけた、