Kiss Kiss Kiss

落ち込んだ
深く落ち込んだ・・・・・・。

私の弱い部分を 司に知られたようで・・・・
センスのないパンツも
大きなお尻も・・・・・・


今晩の献立は決まっていたから
心を落ち着かせようと必死に集中しようとするけど
完全に私はパニック状態。


ご飯を用意して朝陽さんの部屋のインターフォンを押す。


「お待たせしました。
食事用意できました。」

「ありがとう。」

その声に癒される。

多分一緒に食事なんてしないのが救いの
司にも一応いつものように声をかける。

「食事。」

「あん。」

一緒に食卓に着くことを許してくれた朝陽さんの
隣に自分の分も用意した。

「いい香りだね。大根だね。」

「はい。どうぞ。」


嬉しいのは 朝陽さんのコップにビールを
注ぐことができること
そして司が来なかったら二人っきりで
食事ができて いろんな会話ができること


彼を独り占め・・・・・


「司はまた自分勝手に……。」

「いいんです~もう司さんには慣れました。
お弁当もまだ見てないけど きっと
手つけてくれてないと思うけど……
いいんです。」

そういいの
あなたのそばにいられるから・・・・・・

ガタン
ドアが開いて 司入場!?