Kiss Kiss Kiss

下に降りて行くと 朝陽さんがコーヒーを
入れてくれていた。


「あ すみません
私がやらなきゃいけないのに……。」

部屋中がコーヒーの香りに包まれてて
癒される・・・・・。


「キッチンのこととかも覚えてもらわないとね。
ほんとうは引き継ぎとかあれば
キミも楽だったんだろうけど……。」

「広いキッチンですね。
こんな贅沢なことがあるなんてビックリです。」

とにかく広い


ダイニングテーブルは八人がけ


「仕事がらゲストが来るからね。
今は家政婦がいないから 人を呼べずに困ってる。」

朝陽さんは
私をダイニングの椅子に座らせて


「コーヒーはブラック?」と聞いた。


「すみません。お砂糖とミルクもほしいです。」

まだまだ子供みたいで恥ずかしくなった。
キッチンとか 家の中もいろいろ
見て歩かないと さっぱりわからない・・・・・。


スッキリ見える部屋

朝陽さんはこういう部屋が好きなんだ・・・・・。


もう一つコーヒーを用意した。

「息子を紹介するよ。」

そう言った。