「リノ、起きて。
...朝。」


自分でも驚くほど

冷静に

今までで聞いたことのない

低い声に



嫌気がさした。



「....ん。

おねーちゃん...」



ずるい。



リノは


ずるい。



恵まれ過ぎてる。




神様なんて



いなくなっちゃえ。