「も…、わかったから。離して」 ほんと、これ以上は限界だった。 赤くなる頬も後ろから拘束されてしまえば 隠すことができない。 くすっと満足したような笑みを溢した 莉央はやっとのことで解放してくれて、 そして。 『今日、大学でしょ?送る』 こてん、と小首をかしげて優しく微笑む。 狡い人。そんな声色で言われたら 「着替えてくる」 断れるわけないじゃない。