陽だまりに猫




『……』


途端に黙る莉央。


訪れた沈黙。

私を見つめる双眼。

気の遠くなるような、
それでいて一瞬に感じる時の流れ。


全てのことが私の不安を煽る要素
にしかならなくて。


『彼』を思い出していたことが
バレたのかもしれない…っ。


そう思うとたまらなくなって莉央から
目を逸らした。